エキサイ医師の声

DOCTORS VOICE 01

救急医が中心になり
専門医が集う環境

糖尿病性ケトアシドーシスなど、症状から診断がつけづらいケースで、救急科から依頼を受けます。各診療科の医師はどうしても専門的になりがちなところを、救急医は全体を把握しながら、各科の医師の意見を引きだしつつ、仕事を進めています。一刻を争う緊張した場面でも、冷静に判断し、患者様、ご家族、医療スタッフとの信頼関係を築く力は、普段の診療の参考になります。救急医はすべての人たちの中心にいる、というイメージですね。

現場のマネジメント力が
求められる救急医

いえいえ、私たちはどちらかというと「黒子」のような役割だと思っています。当院の救急は北米型ERといい、すべての急患を救急医が診察し、必要に応じて専門診療科にコンサルをお願いしています。ただでさえ忙しい各科の医師へ依頼をするために、迅速な診断へと導くようにすることが救急医の役割。患者様やご家族の不安を受け止めつつ、合併症であれば複数科の専門医の意見をまとめていく力が求められています。中心、というより、みんなのサポート役でしょうか。

DOCTORS VOICE 02

考えながら動く2年間で
医師になっていく

救急が強いという理由で、当院の初期研修を選びました。途切れることなく来院する患者様を、限られた時間のなかで診断をつけていくことは、非常にプレッシャーを感じます。「考えて、動く」というより「考えながら動く」2年間だったと記憶しています。そのおかげで疾患に関するノウハウはかなり蓄積できたと思います。ほんとうに大変なのは、3年目以降。救急から受け入れる患者様の治療とともに、自科の修練を積み上げていく時期だからです。

後輩に頼まれて
断る先輩はいない

救急からの依頼を受けるのは後期研修医ですから整形外科の3年目は忙しいです。しかし、先輩医師は後輩たちの大変さを理解しているので、全力でサポートしています。これは整形外科に限ったことではなく、診療科を超えて、他科からの依頼であっても助け合う風土がこの病院にはあります。若手の意見を尊重し、否定せず、実践してもらい、必要であれば手を差し伸べる。先輩医師は、若手が何をしているか把握し、ほどよい距離で常に見守っています。

DOCTORS VOICE 03

廊下ですれ違う時に相談。
日常的な光景

普段は地元のクリニックなどで透析治療を受けている方が、関節が痛いという主訴で当院を受診した場合、整形外科にコンサルを依頼します。本来であれば正式な書面をもって依頼するのですが、当院では電話で相談をもちかけることが日常的にあります。廊下ですれ違いざまに声をかけ、その場で相談していることもよく目にする光景です。診療科の壁は限りなく低く、診断・治療に対して貪欲な医師が多いからだと思います。

他科のカンファに
参加する医師も

当院での研修医時代に中嶋先生にご指導いただきました。当時から診療科の垣根が低い風土は変わりません。最近では、膠原病の患者様が外傷で運ばれたケースで、術前後の輸液管理でアドバイスをいただきました。整形外科のカンファ中に、他科へ相談したいことがあればすぐに電話し、場合によってはカンファに参加してくださる先生もいらっしゃいます。フットワークの軽い医師が多く、仕事を進めやすい環境です。